この日記は【映】アムリタの著しいネタバレを含みます。

ダミー。ダミーですよ。ここから最後の行に向かって書かれるであろう、十数行のとりとめもない話は全てダミー。これは別に小説の一部になぞらえているわけではなくて、本を読んだ直後に核心的な内容について感想を書くのであればきっと誰だってすることです。だって、よくないじゃないですか、何の気なしにブログページを開いてみたら、一行目にドーンとネタバレが大きく載っちゃったりするの。目を瞑るの、間に合いませんよ。そういうわけで、核心的な情報だけが目に飛び込まないようにするためだけの文字の目眩ましがしばらく続きますので、まだ読んでない方は今すぐ引き返すように。そして今すぐ注文するか本屋で買ってくるように!
私は、きっと、重度のうつ病だったんです。「うつ病」という言葉は適切で無いのかもしれませんが、いずれにしても、非常に深刻な状態であったことは間違いがありません。それは、精神が回復し始めたこの2週間、嫌というほど実感しています。
この本を注文したのは2014年の3月の事だそうです。同時に一九八四年を買っていて、そちらは注文直後に無事読み終わっていたはずですから、こちらの方はちょうど置いてきぼりにされてしまった形になります。(体感だと1ヶ月くらいしか経ってないんですけどね。タスクで頭がいっぱいになるとこの辺の時間間隔は完全に麻痺します。)2014年3月という日付に仕掛けがあります。取り急ぎ一九八四年だけ読み終えたあたりで、大学が始まってしまったんですね。その後の一年間で私の精神がどれくらい灰色でつまらないものに変わり果てたかは、皆さんご承知の通りで。
止まった時間が動き出したのは丁度n日前、何もかもをぶん投げる電話を必要な全てのところにかけ終わった瞬間でした。もう私を拘束するものは大学もバイトも友人も何もない。私は私の生活をし続ける。予定帳に書かれた「専門→語学→趣味→専門→語学→趣味→……」というサイクルは無機質にゆるやかに、人間性の回復とともに回り続ける。精神は回復する。生産的な活動はできるようになる。人並みの歓びも得られるようになる。幸せが蓄積されていく。そして「趣味」の2回目のところに針が止まった時、何を読もうかと考えて、手に取ったのがこの本だったのです。
私がこんな流れの中でこの本を手にとってしまったというのが、恐ろしい皮肉なんです。いえ、こんな素晴らしい、気が狂った、理性と狂気の精髄のような本に、読者一人が自分の人生の中で何か勝手に意味を見つけたりするのは、本当に芸術作品に唾でもつけるようで、とても気が引けるのですけど。誰かに聞いてもらいたいんです。だって、本当に皮肉なことじゃないですか。

何しろ、うつ病から回復するために──「自分の人格と人間性を取り戻すために」──そんな目的で開かれることになった最初の本が、他ならぬこの本だったんですから。

睡眠薬の齎す人工的な睡眠

それは本当に劣悪な眠りだ。
私は、「気持ちよく寝る」という、人間にとってかけがえのない喜びを、奪われている。

小さい頃から、そう言われていた。
お子さんはどうも生活周期がおかしい。ゲームをしていて眠れないとかならともかく、毎日眠れなくてノイローゼになるくらい布団に篭っても全く眠気が来ないというのは、非常におかしい。
たまに、30時間とか、36時間が単位として1日になるような体質の人がいる。
あなたの子供がそれだ、と。

私は頭はそれだ。
朝8時に起きる。夜の12時。これがまだ、全く眠くない。まっっっっっっったく。
眠気が来るには、まず朝を待つ必要がある。再び朝の8時。起きてから24時間後。ようやく少し眠くなってくる。
更に4時間後。午後12時。実に起床から28時間が経つ。ようやく本物の眠気を感じる。気持ちよく眠れる。

仕方がないから大学生になって睡眠導入剤を飲み始めた。

これは本当に恐ろしい薬物だ。

睡眠導入剤を飲んだ時の眠り方というのは、本当に、砂を噛むような味がする。寝ても起きても何も感じない。ただ何時間か寝ていたらしいという事実だけが分かる。気持ちが悪い。

睡眠導入剤を飲んでも、別に眠気が来るわけではない。正しい言い方としては、「30分くらい努力して何も考えなければ、かろうじて頭のスイッチを落とすことが出来なくもない状態になる」という感じ。眠るのに全く気持ちよくない。というか苦痛で仕方ない。頭のスイッチを切るのに必死になって、気がついたら一瞬で朝が来る。機械みたいだ。

本当に気持ち悪い。

夜、普通に眠りたい。
プロフィール

Author:ルーミア厨
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